2019年06月21日

劇団紫第76回定期公演 を観て


   『 最 後 の 宿 題 』   脚本 森口裕貴  演出 ピクニック

    日時  2019年6月15日(土)〜16日(日)  会場  人間座スタジオ  

    【一言感想】

 劇団紫は76回の回数を刻んでいるが、定期的に公演を打ち続けて行くのは、大変なことだろうと思う。
 今回の作品は短編で、キャストも主に4人という小ぢんまりした舞台で、美術も教室の机と椅子に、黒板があるだけのものだったが、内容がしっかり書かれた作品なので、キャストも新入生の顔見せと言っているが、なかなかしっかりと内容に迫ってゆく演技で、退屈することなく、緊迫した雰囲気で観客を惹きつけていた。
 
 やはり伝統のある演劇部は、先輩達の指導もしっかりとあり、存在感を示していて頼もしい。

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2019年06月15日

努力クラブ第13回公演 を観て 


    『 どこにも行きたくないし  ここにもいたくない 』 
                       
                    作・演出  合田団地


    日時  2019年6月7日(金)〜10日(月)  於  人間座スタジオ

 【一言感想】

 面白かった。
 カスミという女子中学生が、傑作だった。
 悪魔のような、天使のような、それでいてスルッと何気なく周囲の者を巻き込んで狂わせてゆく。
 そしてその挙句は、何とも頼りないユウスケとかいう男と手をつないで動物園だ。
 「彼女」を考え出したのはなかなか大したもので、合田団地さんの筆が益々冴えて行くのを感じるし、素晴らしいと思った。
 一つ思うことは、登場人物の中心が中学生や高校生であるならば、大人の世界、生き方を真似ている、大人になり切れていない面がもう少しあればと思った。
 即ち、客観的に人物を見る目、リアルな面を深められて行かれてはと思った。

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2019年06月05日

アトリエ劇研シニア劇団 出町のおうち 第1回演劇公演 を観て


      『 カラトモ! 』  脚本・演出  村上慎太郎

   日時  2019年6月1日(土)/2日(日)   会場  人間座スタジオ

  【一言感想】
 
 面白かった。
 「出会い系アプリの新時代を描いた新作演劇」と、脚本・演出の村上慎太郎さんは書いてられるが、先ずは、脚本のうまさに加えて、演出の力も加わり、シニア劇団とは思えない、キャスト全員が一本の話の筋を、懸命に辿ってゆく、......そこに観客は惹きつけられて行き、面白さが伝わってくる。
 個人の演技、表現だけで精一杯に見える何時ものシニア劇団とは、少し違いがあるように感じたが、これも
村上慎太郎さんの指導だろうなと、その能力に脱帽。

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