2019年11月24日

劇団ACT 令和元年 秋の卒団公演 を観て


     『 道化師の歌が聴こえる 』    作  渡辺和徳
 
                   演出  冷やし中華始めました


  日時  2019年11月16日(土)〜17日(日)  会場  人間座スタジオ

 【一言感想】

 作品については、抽象化された場所が設定されていて、何処かの国を連想させるのだが、そこは壁に閉ざされていて自由に出入りすることが出来ない場所だ。
 その中で起きる人間の葛藤や兄弟愛が展開されて行くのだが、内容というよりは、出演者の真剣な演技に惹きつけられて観せられてしまった感じがする。
 また、演出の力によるのだろうが、裁判の場面なども上手く絡めて緊張感を出し、全体的にまとまっていて良かった。

 何時もながら卒団公演は、部を去って行くメンバーの集大成であり、見応えのある舞台となって目に焼き付き、忘れ難い。
 バトンタッチされた後輩たちも、もう次の舞台を考えているようで頼もしい。

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2019年11月13日

ソキュウ第三回公演 を観て


        『 顔皮ーganpi  』    劇作・演出  美女丸

   日時  2019年11月8日(金)〜10日(日)  会場  人間座スタジオ

   【一言感想】

 何故か観てしまっていた、青春時代のある風景。
 
 文化祭を目前にして、放課後の時間、高校生の男女4人は、教室で舞台の小道具をダンボールで作っている。
 おしゃべりをしながら。それだけの舞台。
 どこかの教室を覗いているような。出演者も自然体で、演技をしているようには見えないので 。
 何が起こるのでもないけれど、観ているうちに、4人それぞれの置かれている立場が、ぼんやりと浮かび上がってきて、それに引かれて何時までも観ていた。それも自由な席で、自由な観方で良いとのことで。

 舞台美術も良いセンスで、斬新で面白かった。

 「ソキュウ」を牽引されている美女丸さんは、「人間の愚かさに着目した芸術」を標榜されているそうだが、次々と発表されてくる作品に目が離せない。
 益々の活躍を期待し願っています。

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2019年11月08日

役者でない 一人芝居 を観て


      『 明 日 は 』  脚本・演出・出演  : 役者でない

   日時  2019年11月2日(土)/ 3日(日)  会場  人間座スタジオ

 【一言感想】

 児玉泰地さんの舞台を初めて観せてもらった。
 一人芝居だ。
 これまでにも2〜3の一人芝居を観ているが、それぞれに得意とするところがあって、それを武器に舞台を展開させていた。
 児玉さんはそれが鳥や動物になる事なのか。
 細長い身体が、黒い空間の中でくっきりと際立ち、擬態化された動物の動きや鳴き声も面白い。
 それらを人間との関わりを持たせながら、話を展開させて行くのだが.....。
 一言。
 ただ自分の出来ることをやっているだけではなく、客観的にどう見えるのかという観点から、演出の力をもっと重視されてはどうだろうか、児玉さんが意図された内容も、もっと伝わって来るのではないでしょうか。

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posted by 人間座 at 13:00| Comment(0) | 日記