2018年03月20日

広田ゆうみ+二口大学 公演を観て


      『 この道はいつか来た道 』   作  別役実

   日時  2018年3月16日(金)〜17日(日)  会場  人間座スタジオ

  前説によれば ”過去十年間にわたり演劇ユニット<小さなもうひとつの場所>で多数の別役実作品を上演し、現在、氏の童話の朗読も行う広田ゆうみと、第10回関西現代演劇俳優賞を受賞するなどその実力を高く評価されている二口大学が、別役実作品を上演する” とある。
 今回は2013年に上演された作品を、再び取り上げたそうだ。
 
 作品については、誰もが一読されることを願い解説抜きで、また再度の読み返しもせずに舞台を観たままの感想で言うと、演じる俳優によって、創られる舞台が違ってくるのだと今更ながら思わされた。

 以前観た老舗の劇団の舞台とは対照的に、今回の舞台では、路上生活者の二人の男女が、”若いカップル”に写り、彼らのやり取り・会話からは、愛情がにじみ出る心温まる、美しい作品になっていた。

 これは別役実作品に執着されている広田ゆうみさんの鋭敏な感性によるもので、独自の別役作品の世界を創り出していて、それは誰も真似することのできない、優れた作品になっている。

 また何年か後、この作品を再演される時は、俳優としても年を重ねられたお二人は、どんな舞台を観せてくれるのだろう.......ファンもたくさん付いてられるようで頼もしい限りだ。

            P1030300.JPG


posted by 人間座 at 19:31| Comment(0) | 日記
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