2018年02月27日

劇団つちの娘 越冬公演 を観て


     『 少 年 B  』   脚本: 柴 幸男  演出: 牧野知泉

       日時  2月11日(日)〜12日(月・祝)   
               場所   人間座スタジオ 


 とても好感の持てる良い舞台だった。

 作品は、現在の若い人達に人気の作家、柴 幸男氏の『少年B』で、テクニックに富んだしかも洒落た感じのする作品で、泥臭いところが少しもない。

 「僕の話、をしよう。僕のストーリー。何もない。何も起こらない話。ストーリーは何かが起こるものだけど、僕には何も起きない。でもそんな僕にもストーリーはある。僕の物語がある。」
 と言うモノローグから始まり、舞台は、日常茶飯事の出来事や小さな事件を散りばめながら、現代社会に生きる若者達を取り巻く状況を描き出して行く。

 出演者の5人(男・4人 女・1人)は、心憎い程にソツがなく、まるで音楽を奏でているように、リズミカルで心地よく、また澱みもなく、自然体で各パートを演じて行くのだ。
 これは、よく稽古が積み重ねられた結果であろうし、また、自分達と等身大の役柄にも親しみを覚えているのだろう、......そして舞台全体からは、演出の牧野知泉さんの感性の素晴らしさが、やはり滲みだしてくるような、美しい作品だった。

 また良い作品を観せてください。心待ちにしています。

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posted by 人間座 at 17:15| Comment(0) | 日記
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