2017年11月11日

KYOTO EXPERIMENT 2017 フリンジ「オープンエントリー作品」参加の3作品を観て


   16 | 京都音楽劇団 『 占い探偵団おゴタ探偵事務所 』
           作:森川綾子 演出:山田かつろう
          日時  10月22日(日)

  24 | 居留守 『 鳥を吐き出す 』 演出 山崎恭子|
          日時  10月27日(金)〜29日(日) 

  31 | 勝手にユニット BOYCOTT  
       『 ジ・エンド オブ ザ クロックタワー 』 
           作・演出  坂口弘樹
          日時  11月4日(土)〜5日(日)


 2017.10.02〜11.05の間 京都府下で発表される31作品。
 拠点も作品ジャンルの境界も超えたさまざまなアーティストによるラインナップ。
 その中の3作品が、今年も人間座スタジオで公演された。

 16|「会場も巻き込み!一緒にドタバタ謎解き事件、犬?あんパン?で事件は解決できるのか?」
                                     (作品コメント)

 音楽劇団だからミュージカルと思いきや、会話劇で、若い人達が懸命に取り組んでいる様子は好感が持てるのだが、中身が20分ではあっけない感がした。人間座スタジオでは初めてのことだ。
 それから舞台に生きた犬が2匹登場したり、また公演後その犬との交流会というのもあって、観客はあんパンをもらえたりで、普段の劇場の雰囲気ではない、お母さんと子供たちの楽し気な姿がそこにはあった。
が、夜の部は残念ながら台風のため取りやめとなった。
               P1030073.JPG

 24|「何度となく使い古された言葉を破壊せよ。その中に壊れていない何かを探し求めるのだ」
                                    (作品コメント)

 山崎恭子さんはスケールの大きい人だとつくづく実感する舞台だ。
 凡人では考えつかない発想で、舞台を創造して行く。(前回の作品もそうだった。)
 その不思議な魅力は、内容の難解さにも拘わらず、観客を惹きつけて離さない。
 「クレオールの民話」「コロンブス航海誌」「ネギをうえた人」「インディアスの破壊についての簡潔な報告」の参照テクストを下に、世界を見詰め直そうとの思いが漠然とではあるが伝わってくる。
 こうした考えを舞台に織り成そうとしている女性、山崎恭子さんに拍手を贈る。

 31 |「”時計塔のある街”とエレクトロをバックに繰り広げられる、不可思議なエンターテイメント。」
                                        (作品コメント)

 若い人達が、舞台狭しと、いっぱいにくるくる暴れまわり、歌ありダンスあり、童話の世界ありの、
 スリルもサスペンスもある、若さ溢れる楽しいエンターテイメントの舞台だった。
    
 作品の内容は、一人の自称作家が引き起こす、古本屋で見つけた絵本の持ち主探し。
 作・演出の坂口弘樹さんの文学青年らしさが感じられる、好感の持てる作品だ。
           P1030075.JPG
    
            
posted by 人間座 at 11:17| Comment(0) | 日記
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