2017年05月07日

努力クラブのやりたくなったのでやります公演 を観て


       『 フォーエバー ヤング 』      作・演出  合田団地

         2017・4・29(sat)〜30(sun)   人間座スタジオ

 「やりたくなったのでやります公演」と銘打って公演を持てるのは、今や合田団地さんが若手演劇人の中で、しっかりとした存在、地歩を築いてられるからだと思うのだが.....
 今回の作品は、最初の頃の合田作品に見られたような、真っ向から「現代社会」の一角を切り取ろうとする姿勢、気負いが影を潜め、何でもない日常生活のありふれた一角を切り取って、そっと舞台に載せたと言うような、何だか「食」で言えば「デザート」のような作品で、こんな事もやってのけられるようになった合田さんの成長振りに感心する。
 思えば、合田さん達は当初から「コント集」などの舞台もやっていて、自らも楽しんでられたようだが、いろんな物にチャレンジしながら、作家としても世間から認められて行くのだろう。
 観客もよく入って、合田ファンもついてるようで、頼もしい。益々の活躍を期待しています。

 作品の内容は、ある一人の女性が、何故だか女友達の家を訪れ、その帰りの終電車に乗り遅れ、、「どうしょう」という事になり、駅のベンチに腰掛けて、二人はそのまま取り止めもなく話し合っている。
過ぎ去った昔の学校生活、現在の自分の置かれている状況等々、それは等身大のナチュラルな会話で、何が起こるというものではない。
 そして最後は女友達の彼氏の車で送ってもらうことになるのだが.....

 舞台には何もない、ベンチ一つ、登場人物の会話だけで見せて行く作品は、昔の劇作家の作品にもよく見るのだけれど、何処が違うのだろうかとふと考えた。

            P1030007.JPG
 
posted by 人間座 at 15:07| Comment(0) | 日記
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