2019年11月13日

ソキュウ第三回公演 を観て


        『 顔皮ーganpi  』    劇作・演出  美女丸

   日時  2019年11月8日(金)〜10日(日)  会場  人間座スタジオ

   【一言感想】

 何故か観てしまっていた、青春時代のある風景。
 
 文化祭を目前にして、放課後の時間、高校生の男女4人は、教室で舞台の小道具をダンボールで作っている。
 おしゃべりをしながら。それだけの舞台。
 どこかの教室を覗いているような。出演者も自然体で、演技をしているようには見えないので 。
 何が起こるのでもないけれど、観ているうちに、4人それぞれの置かれている立場が、ぼんやりと浮かび上がってきて、それに引かれて何時までも観ていた。それも自由な席で、自由な観方で良いとのことで。

 舞台美術も良いセンスで、斬新で面白かった。

 「ソキュウ」を牽引されている美女丸さんは、「人間の愚かさに着目した芸術」を標榜されているそうだが、次々と発表されてくる作品に目が離せない。
 益々の活躍を期待し願っています。

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posted by 人間座 at 00:40| Comment(0) | 日記

2019年11月08日

役者でない 一人芝居 を観て


      『 明 日 は 』  脚本・演出・出演  : 役者でない

   日時  2019年11月2日(土)/ 3日(日)  会場  人間座スタジオ

 【一言感想】

 児玉泰地さんの舞台を初めて観せてもらった。
 一人芝居だ。
 これまでにも2〜3の一人芝居を観ているが、それぞれに得意とするところがあって、それを武器に舞台を展開させていた。
 児玉さんはそれが鳥や動物になる事なのか。
 細長い身体が、黒い空間の中でくっきりと際立ち、擬態化された動物の動きや鳴き声も面白い。
 それらを人間との関わりを持たせながら、話を展開させて行くのだが.....。
 一言。
 ただ自分の出来ることをやっているだけではなく、客観的にどう見えるのかという観点から、演出の力をもっと重視されてはどうだろうか、児玉さんが意図された内容も、もっと伝わって来るのではないでしょうか。

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posted by 人間座 at 13:00| Comment(0) | 日記

シニア劇団空いろ 第4回演劇公演 を観て


      『 だいどころ 2019 』   構成・演出  細見佳代 

  日時  2019年10月11日(金)〜13日(日)  会場  人間座スタジオ

    【一言感想】

 楽しかった。
 舞台美術も、竃と排水口が印象的に設置されていて、これが作品を活かしていて面白い。

 構成・演出の細見佳代さんには、毎回何処からあんな発想が生まれて来るのかと驚く。
 また劇団員全員を考えての台本作りから、出演者を舞台に生き生きと存在させて、回を重ねるごとに自信を持たせているようで、みんなも彼女の指導の下、演技も上手くなっている。

 前説に「食の記憶は人生の記憶」とあるように、昭和初期から現代に至る台所の風景を描いた10本のオムニバス作品は、あたかも1本の女性史となって、細見佳代さんの能力の高さを感じさせる。

  それに何時もの歌ったり踊ったりのエンターテイメントも忘れずに加わえてあって、観客も充分楽しんでいる様子だった。

 だが 一言。.....次はエンタの要素は忘れられてはどうでしょうか。

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posted by 人間座 at 09:52| Comment(0) | 日記