2019年09月08日

てんこもり堂第11回公演 を観て


     チエーホフ短編劇『 熊 』etc  
         1.「かき」  作:アントン・チエーホフ  訳:神西清  演出:ふじもとたかし
         2.「えとせとら」   作・演出  ふじもとたかし
         3.「熊」   作:アントン・チエーホフ  訳:浦雅春  演出:ふじもとたかし  


  日時  2019年9月7日(土)・8日(日)  会場  人間座スタジオ

  【一言感想】

 一晩の催し物として、3本立てにして十分に楽しめる内容にされていたのは、良かったと思う。
 全体的には、正統派と言うのか、真摯に演劇を追求されている劇団の姿勢が見て取れて、好感が持てた。
 3本の中では、やはり「えとせとら」が面白かったが、若い人たちの作品も、素直な演技で、作品の内容に入っていきやすかった。 
 これからのご活躍を願っています。

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posted by 人間座 at 18:11| Comment(0) | 日記

カイテイ舎第5回公演 を観て


   『 昔 の 日 々 』  作 ハロルド・ピンター  演出 松本徹

  日時  2019年8月30日(金)〜9月1日(日)  会場  人間座スタジオ

 観るに値すると言えばよいのか、良い舞台を観た感じの残る印象的な舞台だった。

 作品については、三人の登場人物が、それぞれに記憶を語って行く形で物語は進行して行くのだが、それが、ストレートには書かれていなくて、なかなか分かり辛くて頭の体操みたいになりがちだが、それでも内容についての興味は尽きることなく、時の流れと結末を追いかけているのである......面白い作品であった。

 これまでに観せてもらった作品とは一味も二味も違って、洒落た知的な今回のような舞台は、最近の京都の演劇界には見られなかったように思う。
 これも演出の松本徹氏の能力の高さを物語ってもいるのだろう。
 また舞台美術も良かった。
 また伊藤彩里さんという女優抜きでは、この作品は生まれなかったように思う。

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posted by 人間座 at 15:22| Comment(0) | 日記

劇団つちの娘徒波公演 を観て


     『 赤 鬼 』   脚本  野田秀樹   演出  牧野知泉

   日時  2019年8月24日(土)・25日(日)  会場  人間座スタジオ

   【一言感想】

 野田秀樹のよく上演される作品で、以前にも別のグループの公演を観たことがあるが、その時はもう少し多いキャストだったと思うが、今回は4人だけで、メインの役だけでなく、次々と他の役をこなしながらストーリーを進行させてゆくのだが、所以に気が抜けなくて懸命に演じているキャスト達の熱演にひきこまれる、内容もよく伝わってくる凝縮された舞台であった。

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 今回は演出をやっている牧野知泉さんは、俳優としても優れていて、何時も良い作品を観せてくれるのだが、演出としても、なかなか工夫が凝らしてあって、彼女の新しい一面を見せてもらった思いだった。
posted by 人間座 at 13:56| Comment(0) | 日記