2017年08月01日

劇団つちの娘 初遭遇公演 を観て


      『 農 業 少 女 』    

              作・野田秀樹   演出・牧野知泉

       日時  7月29日(土)〜30日(日)    会場  人間座スタジオ

 百子と言う15歳の田舎娘が、東京に憧れ、家出して、その都会で、都罪と言う男に出逢い、彼の描く次々の夢に引きずられ、最後は都罪の主催する「都市農業の会」が、有機栽培で「農業少女」と言う米を作るとの夢を植え付けられ、彼女はその夢を実現させようとするのだが.....

 作家野田秀樹氏の作品は、現代日本の社会の恥部を見つめながら、それを笑い飛ばそうとしているような.....しかし何だか物悲しくて、切なくて、またリリカルで、少々難解なところもあって.....若い人達はこの魅力に惹きつけられるのだろう。
 出演者4名が、次々に役柄を変え、移り変わる場所に応じて、懸命にテンポよくストーリーを展開させようとしている真摯な姿が見て取れる、これは若い人達だからこそできる、爽やかで心に残る良い舞台だった。
 舞台美術も面白かった。
 
 演出の牧野知泉さんは、主人公の百子もやってのけられる能力のある人のようだが、これからもきっと人を驚かせる作品を創って行かれる事でしょう。これからの活躍を期待しています。

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posted by 人間座 at 21:53| Comment(0) | 日記