2018年05月15日

All About Aerial vol.2 を観て


      誰も観たことない自由な表現を求めて。
                    エアリアル実験劇場



    日時  2018/5/12(SAT)〜5/13(SUN)  会場  人間座スタジオ

 初めてこんな素敵な”ショウ”を観せてもらって、何だか美味しい洋菓子を食したような、幸せな気分になりました。

 主催者の安本さんにお会いした折お聞きしたのでは、芝居でも時々使用するハンモックのような物を吊るすのだろうぐらいに思っていたところ、豈図らんや、高さ4m50cmの天井から、赤や黒や白の布地や輪、ロープ、ブランコ等が吊り下げられた中を、奇抜な衣装を身にまとい、光と音の効果も相まって、自由自在に仕掛けを手玉に取りながら演じられる、不思議にも怪しげなパホーマンス、サーカスのような......言葉はなくともその動きの見事さに魅せられて行くのだった。

 そして数本の作品が次々に模様替えされながら演じられて行くそれは、まるでスタジオの空間が、何処かのクラブの”ショウタイム”の様相を呈して来て、観客も楽しみながら、また固唾を飲みながら魅せられていたし、中でも、最後の群舞は見事だった。

 京都でこんなエンターテイメントな舞台を創り出すグループが出てきたことに、大いに胸を高鳴らせています。

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posted by 人間座 at 14:19| Comment(4) | 日記

2018年05月08日

劇研アクターズラボ+このしたやみ 第1回公演 を観て

 
       『 友 達 』    原作:安部公房   演出:山口浩章

     日時   2018年5月4日(金)〜6日(日)   会場   人間座スタジオ

 先ず第一に感じたこと。
 この企画は、思うところがあってか、第1回公演の作品からして、安部公房の作品を持ってきて、1年間の演劇修行の結果を、優れた演出の下で競わせ、若い人達も懸命にこの大作に取り組んでいる姿勢が印象に残る、目新しくもあり斬新な良い舞台であった。

 演出は、安部作品がお好きなのだろう、あの手この手の舞台仕掛けを編み出しては、この作品の面白さを観客に伝えようとしている。
 それはそれで楽しいし、それによって大いに救われているのだが、演技者が、この作品の世界のセリフを操るのが、どうも危なっかしいような感じがするのは何故だろう。
 名作などと言われる古い作品は、若い人達には苦手で、手こずったのだろうか。

 それから、作品の内容は、「アパートで一人暮らしをする男の部屋に、ある日見知らぬ家族が訪ねてくる。
孤独な人の助けになることが自分たちの”仕事”だと主張して......」とあるように、一見リアルな世界のようでいて、これがナチュラルな演技では表現出来ない、安部作品の難しさ、”不条理”を 伝えきれなかったのではないかと思った。

 何はともあれ、素晴らしい試み、面白い舞台でありました。

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posted by 人間座 at 20:23| Comment(0) | 日記

2018年04月19日

第一回 京都でコントやっています会 を観て


     『 君の名は。の周辺では。』 作・岡本昌也(安住の地)
     『 人生コント 』 作・西マサト(B級演劇王国ボンク☆ランド国王)
     『 夜勤くん 』 作・坂口弘樹(勝手にユニットBOYCOTT) 
     『 モデルルーム 』 作・福井裕孝
     『 バックハンドブロー 』 作・合田団地(努力クラブ)
     『 あの日見た山へ、登る。ひとり 』 作・向坂達矢(京都ロマンポップ解散中)
     『 仇討ちのコント 』 作・丸山交通公園ワンマンショー(丸山交通公園ワンマンショー)


   日時  2018年4月14日(土)〜16日(月)  於  人間座スタジオ

 京都の演劇界の、そうそうたるメンバーが集まって、なに面白い事をやってくれるのだろうと、観る前から期待でワクワク。
 その思いに違わず、何とも、ズッコケながらも、笑わせられる舞台であった。

 内容は、上記の7本のコントが間断なく繋がれて行き、全体的には90分位の、一公演として充分に見応えのあるものになっていたのではないかと思う。

 それぞれが個性豊かで、その役者が観客の前に立っているだけで、何かしらの雰囲気が醸し出されて来て、思わず笑いが生じて来る。
 それも大まかな話の筋運びはあるものの、役者が即興でその場合その場を切り抜けて行く様子だ。
 これは、裸になっても恥じない度量と自信を持った役者でなきゃ、出来ないだろうなと感心。
 中でも、『 夜勤くん 』が、少し面白さが勝っていたかな。

 この会の継続されて行く事を願っています。

   
posted by 人間座 at 22:32| Comment(0) | 日記