2018年06月18日

劇団紫2018年度新入生顔見せ公演 を観て


    『 ある嵐の日に断崖絶壁の孤島の屋敷で過ごした 
                     なんでもない平和な一日 』


            脚本 / 演出  世界一位

        日時  6月17日(日)    場所  人間座スタジオ
posted by 人間座 at 22:38| Comment(0) | 日記

2018年06月12日

空降る飴玉社×勝手にユニットBOYCOTT 公演を観て


     『 スパゲティ・ヒーロー 』
          
     原案: ODA    脚本・演出:  加藤 薫 & 坂口弘樹


    DATE&PLACE  2018.6.8FRI.9SAT.10SUN  人間座スタジオ

 ”飴玉社”の加藤 薫さんの作品は、人間座スタジオでもよく公演されるので観劇、何時も観終わってほっとする心温まる良い作品だ。
 加藤さんの言葉によれば、「日常の延長線上にあるドラマを、登場人物の繊細な会話と感情表現により”人生の切り抜き”として表現する」とある。これは大方の観客には解りやすい。

 ところが今回は、”BOYCOTT”の坂口弘樹さんとの共同執筆・演出という思い切った試みだ。

 坂口弘樹さんはスケールの大きい人物で、彼の作品は、なかなか捉え切れない難しさ、奥深さがあり、人間の心の闇に探りを入れる特異な才能は、誰の追随をも許さない凄さを感じる。

 さて今回の作品の内容は、「何をやっても冴えない男子高校生が、同じクラスの女子高校生に片想いをするという青春物語」......この在り来りの話が、どのような締めくくり方になっているか.....
 事故に遭って、高校の時以来ずっと何年も植物人間になって寝たきり状態になってしまった彼女に、自分の心が届くことを信じて語りかけて行く.......男はそのようになって行くのだ。

 加藤さんと坂口さんのコラボは、さすがに見応えのある作品を創り上げている。
 それから、それぞれの劇団は何時もにない発見や飛躍があったのではないだろうか。
 演出面でも次々と繰り出されるアイデアで、舞台転換にもスピードがあり、観ていて楽しかった。

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posted by 人間座 at 17:13| Comment(0) | 日記

2018年06月05日

劇団明日の鳥 2018年度新歓公演 を観て


       『 こ こ だ け の 話 』    
              
                脚本 高橋いさを  演出 南山拓実


          5/31 & 6/1     @ 人間座スタジオ

 京都府立医科大学総合芸術部の”劇団明日の鳥”さんの舞台を、初めて観させてもらったが、なかなか落ち着きのある、奥行と幅の感じられる、見応えのある舞台であった。

 作品の内容は、「3年前に訪れたホテルの一室を再訪し懐かしむ男の元に、突然ウェディングドレスの女が飛び込んできて、”あなたがあたしをしばらくここに置いといてくれれば、一人の女が不幸な結婚をしなくてすむんです”と乞う」ところから始まる、何とも滑稽な話で、登場人物は三人のみ。

 で、対話だけでもって観客を劇の世界へ引き込んで行こうという、......それは大変難しい技術を要すると思われるのに、そんなことなど少しも臆することなく、自然体で役の中に入り込んで役を生きてゆく、そのおおらかさ、......観客に迎合することなく、全員で劇行為を追って行く姿勢は好感が持てたし、舞台は適宜な緊張感を持続しながら最後まで楽しませてくれた。

 劇団は2000年に結成されたそうで、18年の歴史があるのだが、しっかりと演劇に向き合って探究されて来てられるのだと知る。
 この良い伝統が、これからも継続されて行かれることを、願ってやみません。

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posted by 人間座 at 20:07| Comment(0) | 日記